迷 走(高 校 生 時 代 ②)編

meisouhen

【めもあある漫画館】

〔会津グラフィティ №2〕

ぴんからトリオの「女のみち」が大ヒットしていた昭和48年。

高校2年になった僕は、あいかわらずY君と遊び惚けていました。戦艦大和やゼロ戦のプラモデルを作ったり、ママチャリをチョッパー風に改造して乗り回していたのである。また、BCLラジオ(短波ラジオ)がちょっとしたブームとなり、海外の日本語放送を聞くのに熱中していました。ちなみに僕はナショナルの2000GXワールドボーイ、Y君はソニーのスカイセンサー5500を所有しており「昨日の夜、エクアドルの日本語放送を受信したぞ!」「へー、スゲーな!」などと無邪気に喜んでいたのである。

肝心の漫画の方は休止状態で、どちらかというとアニメーションに興味が移っていました。カラーテレビで、始めてジャングル大帝のオープニングを観た時の感動が、いつまでも心に残っていたのである。いつか僕もアニメ制作に関わりたいと、密かに思うようになっていたある日、新聞を読んでいた姉がつぶやくように言ったのです。

「虫プロダクション倒産したみたいよ・・・」

続きは、来年(2025年)になります。お楽しみに!!

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